「日産 新型マーチ」プロトタイプがスクープされる。
海外のニュースサイトによると「日産 マーチ」の新型プロトタイプがスクープされたようです。
新型マーチにおいては2015年のジュネーブモーターショーで公開された「スウェイ」というコンセプトカーがモデルになると思われていたようですが、どうやら今回スクープされたテストカーは、実際に市販されるモデルに近いデザインになっています。
こちらが2015年 ジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカー「スウェイ(SWEY)」です。
コンセプトカー「スウェイ」について
低いボンネットから後部に向かって流れるようなフォルムで非常に攻めのデザインになっていて、マフラーは左右から二本出しでとてもスポーティーな印象を与えます。
コンセプトカーはシルバーとオレンジの組み合わせ、さらにヘッドライトとテールランプも近年の意匠に多く見られる鋭い形状をしています。
今回スクープされたテストカーはスウェイコンセプトよりも市販寄りのデザインでフロントマスクもコンセプトとは形状は違っており、方向性としては今までのマーチのようなコンパクトカーというよりは新型シビックのようなハッチバック形状のデザイン性を強く感じます。
サイドにはテールランプと繋がるラインがあり、形状こそ違いますが、スウェイにも同じような意匠があります。
コンセプトカーはもっとフロントがぐっと下がり、バンパー左右のインテークのような形状が非常にスポーティーさを感じさせてくれるデザインになっています。
市販車では衝突安全を考えて、このようなデザインにはならないのでしょう。
現段階では1.2L 3気筒ターボエンジンが搭載されるのではないかと予想されています。
近年の燃費とパワーの両立で使われている手法かなと思います。
まとめ
近年ではリーフのような電気自動車や自動運転システムなどに特化したまさに「技術の日産」というクルマメーカーのイメージで、「日産 GT-R」という世界に誇れるまさにスーパーカーと呼べるハイパフォーマンスなスポーツカーや、3.696L 336psの大排気量V型6気筒エンジンを心臓部に持ったスペシャリティカーである「フェアレディZ」の2車種は現行モデルとして存在するのですが、例えば「86/BRZ」や「ロードスター」、軽自動車になりますが「S660」や「アルトワークス」のようなコンパクトなスポーツタイプは現行車種には無い状況です。
昔で言えばシルビアや180SXのような若者でも手が届くモデルとして、このようなハッチバックモデルにスポーティーなグレードがあったりすると、2017年に販売されると予想されている新型シビックなどの比較も楽しいかなと個人的には思います。
ニスモモデルがある車種もありますが、今の段階ではスポーツカーと呼べるとは思えませんし、ライトウェイトで走りが楽しめるモデルに期待したいので、
「やっちゃえ、ニッサン」