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オシャレ感漂うフランス製コンパクトカー「ルノー トゥインゴ」にベーシックグレード「ゼン」が追加。

 

フランスの自動車メーカールノーは、「パリが仕立てたコンパクト」というキャッチフレーズで販売中の「ルノー トゥインゴ」に、新たにベーシックグレードの「ゼン」を追加しました。

オシャレ感漂うフランス製コンパクトカー「ルノー トゥインゴ」にベーシックグレード「ゼン」が追加。

フランスの石畳道路がよく似合うポップなカラーリングとコロコロとしたデザインは、日本車のコンパクトカーには無い魅力を放つクルマです。

こちらのコンパクトカー「ルノー トゥインゴ ゼン」について、まとめてみたいと思います。

新たに追加されたベーシックグレード「ゼン」とは

元々トゥインゴには、「インテンス(INTENS)」というグレードがあり、こちらのグレードはサイドにストライプがあしらわれたり、15インチのアロイホイールを装着していたりと、エクステリアの装備が充実したモデルでした。

この度販売が開始された「ゼン(ZEN)」は、見た目こそはシンプルになりましたが、インテンスに比べて約10万円ほど安い価格設定がなされ、これからコンパクトカーを選ぼうかという方の候補に上がりうるモデルとなりました。

こちらの「ゼン」には2種類のモデルが用意され、まずは0.9Lのターボエンジンに6速EDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)が搭載されている「ZEN EDC」

エフィシエント・デュアル・クラッチとは、海外メーカーのクルマには搭載される事の多い、デュアルクラッチのルノーでの名称。

日本車に多いオートマチック、またはCVTなどと違い、変速機の仕組みはマニュアルのそれと同じく変速時にはギアを変えて変速します。

デュアルクラッチトランスミッションは通常1枚のクラッチを2枚装着し、1速からスタートしたギアが自動変速で2速に変わる際、2速ギアが自動変速のタイミングを待つ事で、変速のショックを和らげる働きをします。

もちろん機構はマニュアルと同じギア変速でも変速機自体は自動で変速を行うため、アクセルとブレーキの2ペダルとなり、AT限定免許でも運転する事ができます。

そしてもう1モデルは1.0LのNA(自然吸気)エンジンを搭載し、5速のマニュアルクラッチを装着したモデルの「ZEN MT」

海外モデルではこのようなコンパクトカーでもマニュアルシフトを搭載しているクルマもまだまだあり、93%のクルマがATで、ごく一部のスポーツモデルやスポーツグレードなどにしかマニュアルシフトが搭載されないイメージの日本車とはクルマ造りの観点に違いを感じます。

こちらのトゥインゴのもう一つの注目点は駆動方式にあり、全てのグレードでRR(リアエンジン・リアドライブ)の形式を採用しています。

これは石畳の町並みで、さらに坂の多いフランスで生まれたトゥインゴの特徴で、急な坂を登る時に駆動輪である後輪にトラクションがかかりやすいように、さらに通常では車体の中で最大の重量物であるエンジンがフロントに無い、つまりフロントが軽い事で、ハンドルを切った時の応答性が非常に高く、キビキビとクイックな回頭性を持つ活発なセッティングがなされていると言う事になります。

日本でも都心部などでは非常に狭い住宅街を通り抜けたり、そんな細道の中で急に坂が出現したりと、このトゥインゴが持つ特性にマッチした道路が少なくないと感じます。

まとめ

フランス製の洗練されたデザインが魅力の「ルノー トゥインゴ」の新型ベーシックグレード「ゼン」についてまとめてみました。

パリの町並みが産んだどことなくクラシックにもモダンにも感じるデザインで、歴史のあるレトロな町並みからモダンで都会的な都心部まで、どんなシチュエーションにもマッチするデザインが魅力の「ルノー トゥインゴ」。

シンプルなライフスタイルを好むパリの人々の気分が味わえて、手の届きやすい価格となったトゥインゴは、他のコンパクトカーには無い個性的な魅力を持っています。

ルノー トゥインゴ 価格表
【ZEN <MT>】
1,710,000円

【ZEN <EDC>】
1,800,000円

【INTENS】
1,890,000円

【INTENS Canvas top】
1,990,000円

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