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ヤマハ、人気のアドベンチャーモデル「MT-09 Traser」の2017年ニューモデルを発表。新たにスリッパークラッチを搭載。

 

ヤマハは、2013年から販売を開始している人気の3気筒アドベンチャーバイク「MT-09 Traser」の2017年モデルを発表しました。

ヤマハ、人気のアドベンチャーモデル「MT-09 Traser」の2017年ニューモデルを発表。新たにスリッパークラッチを搭載。

「MT-09 Traser」は、同じエンジンを搭載するネイキッドバイク「MT-09」のアドベンチャー版のモデルで、安価な価格と扱いやすさで人気のバイクです。

2017年モデルとして発表された「MT-09 Traser」について、まとめてみたいと思います。

2017年モデルに搭載される新機能

新たに搭載された「アシスト&スリッパークラッチ」

「MT-09 Traser」の2017年モデルには、新たに「アシスト&スリッパークラッチ」が搭載されます。

この機能は、クラッチ機構で急なエンジンブレーキのかかりを抑える事で車体の挙動を安定させ、さらに長時間のライディングによるクラッチ操作の疲れを軽減するシステムです。

アドベンチャーバイクはトップケースやパニアケースを取り付けて、高速道路やフェリーなどを利用したロングツーリングやキャンプツーリングなどに使用され、長時間乗る事が多いモデルです。

そのようなシチュエーションでクラッチ操作を軽くしてくれ、さらに急な荷重のかかりなどを抑えてくれるこの「アシスト&スリッパークラッチ」は非常に有効な機能と言えます。

機能が強化されたトラクションコントロールシステム

そしてさらに、前モデルにも搭載されていた「TCS(トラクションコントロールシステム)」ですが、前モデルではONとOFFのスイッチのように切り替えるシステムから1(弱)、2(強)、OFFと、モード切り替えが新たに搭載されます。

ロングツーリングで高速道路を使用する際に路面が濡れていると、万が一のスリップなどで転倒の危険がありますが、スリップを検知すると自動的に駆動力を制御し、転倒を防ぐ効果のあるこちらの機能も、新たに搭載される「アシスト&スリッパークラッチ」と合わせて、快適なライディングを約束してくれる機能になります。

まとめ

人気のアドベンチャーバイク「MT-09 Traser」の2017年モデルに搭載される新機能などのまとめでした。

搭載されるエンジンはクロスプレーン3気筒845ccエンジンで、最高出力は116馬力/87Nmと、街乗りやツーリングなどに必要十分なスペックを備えるのは変わらず、ロングライディングをサポートしてくれるシステムが充実した非常に満足度の高いモデルに進化しました。

発売日は2017年2月15日、価格は1,069,200円になります。

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