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BMW、7代目となる新型「5シリーズ」セダンを正式発表。2017年2月に販売を開始。

 

BMWの中で基幹のシリーズとも言える「5シリーズ」の新型について、今まで様々なスパイショットなどが撮られ、いつデビューになるかが注目されていました。

そんな中、2016年10月13日、BMWは7代目となる新型「5シリーズ」セダンのオフィシャルフォトと一部の車両概要を正式に発表しました。

BMW、新型「5シリーズ」セダンを正式発表。2017年2月に販売を開始。

BMW、新型「5シリーズ」セダンを正式発表。2017年2月に販売を開始。

BMW、新型「5シリーズ」セダンを正式発表。2017年2月に販売を開始。

こちらの新型BMW「5シリーズ」について、まとめてみたいと思います。

新型BMW「5シリーズ」の概要について

注目されるのは車体の「軽量化」

新型のBMW「5シリーズ」セダンは車体全長4935mmとなり、現行の5シリーズよりも36mm長くなっています。
ホイールベースも2976mmと、現行よりも7mm長く設定されており、わずかにボディサイズはアップしたと言えます。

しかしながらその車重はなんと約100kgも軽量化されており、BMWが提唱する「駆け抜ける喜び」への貢献、さらに車重が軽くなった事による燃費の改善などが見込まれます。

BMWがこだわる前後重量配分

BMWではクルマの前後重量配分を「50:50」にする事にこだわっています。

エンジンを前方に搭載するか後方に搭載するか、また前輪駆動車なのか後輪駆動者なのか、それによって理想の前後重量配分は変わりますので一概に50:50が最適解とは言えませんが、特にFR(エンジンが前方に搭載されている後輪駆動車)にこだわるBMWの思想は、加速時に重心がリアに寄ってフロントが軽くなる事により、コーナリング時のフロントの入りが軽く入り、軽快なコーナリングができるというある意味尖った走りの特性です。
BMWはアクセルも日本車より若干重く、それは「踏んだらスゴイぞ」という意識の表れのセッティングなのではないかと感じさせます。

低重心化と空力特性

新型「5シリーズ」は上記に挙げた軽量化に加え、低重心化も図られています。
さらに新しいボディは空力特性に優れており、空気抵抗の性能を示す数値Cd値はわずか0.22となっています。

搭載されるエンジンは多岐に渡る

新型「5シリーズ」に搭載されるパワーユニットには様々な種類があり、購入する人の好みによって選択する事ができます。

ガソリン車では、
・2リッター直4ターボ(252馬力)
・3リッター直6ターボ(340馬力)
・4.4リッターV8ツインターボ(462馬力)
ディーゼル車では、
・2リッター直4ターボ(190馬力)
・3リッター直6ターボ(265馬力)
とかなり豊富なラインナップになっています。

さらに2リッター直4ターボガソリンエンジンとモーターを組み合わせ、45kmのモーターのみ走行を可能とするプラグインハイブリッド「530e i パフォーマンス」(252馬力)と、ディーゼルエンジンでの低燃費(25.6km/L)型モデル「520dエフィシェントダイナミクスエディション」も用意されます。

駆動方式はBMWがこだわり続けるFR(後輪駆動)と、一部のグレードではAWD(四輪駆動)「xDrive」も選択できます。

トランスミッションは原則的に8段ATが搭載されます。

発売時期について

こちらの新型「5シリーズ」は、欧州市場に「2017年2月11日」とアナウンスされています。
530シリーズのグレードの一部やプラグインハイブリッド仕様車、低燃費ディーゼルエンジン車は3月以降とアナウンスされています。

まとめ

BMW「5シリーズ」は欧州Eセグメントカテゴリの基幹シリーズで、誕生した1972年から累計販売台数が760万台以上というベストセラー車です。

BMW、新型「5シリーズ」セダンを正式発表。2017年2月に販売を開始。

BMW、新型「5シリーズ」セダンを正式発表。2017年2月に販売を開始。

BMW「iDrive」を搭載し、ナビやインフォメーションは最新機能でサポート。従来のシリーズよりも面積を拡大したヘッドアップディスプレイを装備し、室内の空調を自由に設定できるオートエアコン「4ゾーンクライメートコントロール」、マッサージ機能付きのシートなど、非常に字ゴージャスで充実した装備を備えています。

日本への導入時期などは不明ですが、プレミアムなセダンとしての需要は確実にあると感じられるモデルなのは間違いありません。

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