英国ホンダ、インターモト2016で「CBR1000RR」や「CB1100」など新型4車種を発表。
ホンダの英国法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、ドイツで行われているインターモト2016にて、新型「CBR1000RR SP/SP2」と「CB1100 EX/RS」の4モデルを発表しました。
新型「CBR1000RR」について
新型「CBR1000RR SP」と「CBR1000RR SP2」は、車体の大幅な軽量化と先進の電子制御システムを搭載しており、新たな「Fireblade」ファミリーとしてデビューします。
2000万円以上の価格が衝撃的な、公道を走れるMotoGPマシン「RC213V-S」のシステムをベースに新開発されたオートバイ全体の挙動を制御する最新の電子制御システムを搭載し、様々なライディングシチュエーションをサポート。
ライディングする状況やライダーの嗜好に合わせた「モードセレクター」と「セレクタブルエンジンブレーキ」、「Honda セレクタブルトルクコントロール」で出力特性をコントロールが可能。
サスペンションも「OHLINS Smart EC」システムで全て電子制御される、まさに今の時代のシステムを搭載した最新型のマシンです。
「SP」と「SP2」の2車種がありますが、「SP2」は「SP」をベースにサーキットトラックでの高度なライディングシーンを想定して吸排気バルブやピストンなどを新設計したモデルで、マルケジーニ製アルミ鋳造ホイールを装備したスペシャルなマシンになっております。
こちらの「SP2」にはホンダ純正のレースキットなども用意され、本格的にサーキット走行、レースなどに使用される事が想定されたグレードになっております。
新型「CB1100」について
そしてホンダ伝統のスタイルを現代でも踏襲したネイキッドバイク「CB1100 EX」と「CB1100 RS」。
こちらは美しい形状のタンクに各所に施されたシルバーメッキ、細部にまでこだわった造りを感じられるトラディショナルなオートバイです。
「CB1100 EX」にはヘッドライトやテールランプに現代らしいLEDを採用し、前後のホイールは相反するかのようなクラシカルなスポークホイール。
「CB1100 RS」はよりスポーティーなスタイリングが与えられ、基本的な骨格は同じですが、ラインの入ったタンク、アルミキャスト製のホイールに幅広タイヤ、さらにゴールドのフロントフォークやスポーティーなリヤダンパーなど、CB1100に搭載された空冷エンジンを目一杯使って走りたくなるような印象に仕上げられております。
日本国内仕様の販売予定
こちらの車種は日本国内でも販売が予定されており、時期はまだ未定になっています。
どの車種もホンダらしさを象徴した、美しいデザインのバイクです。