フォルクスワーゲン、ロサンゼルスモーターショー16でスポーツセダン「パサートGTコンセプト」を初公開。
ドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲンは、アメリカ・ニューヨークで開催されているニューヨークモーターショー2016にて、同社のDセグメントセダン/ワゴンの「パサート」のスポーツグレード「パサートGTコンセプト」を初公開しました。
この「パサートGTコンセプト」について、まとめてみたいと思います。
「パサートGTコンセプト」の詳細について
ゴルフGTIのようなスポーティーなフェイス
この「パサートGTコンセプト」は北米仕様セダンボディのパサートをベースとしたスポーツグレードのコンセプトカーです。
その見た目からもわかるように、コンパクトハッチバック車・ゴルフのハイパフォーマンスグレード「ゴルフGTI」をモチーフとしたエクステリアを与えられています。
メーカーの開発のテーマは「最もアグレッシブなパサート」と言う事で、このモデルが実際に販売された場合、BMWのMシリーズなどがライバル車となるでしょうか。
今回発表されたモデルには、3.6L V6 「VR6」エンジンを搭載し、最高出力は280馬力となっています。組み合わせられるミッションはベースのパサートと同じ、6速DSGとなります。
車高が15mmローダウンされ、見た目はかなりスポーティー。足元には19インチの迫力あるアルミホイール、スポーツエキゾーストを装着し、サウンドはスポーツモデルに相応しいチューニングを受けています。
ブラックメッシュのグリルはゴルフGTIのように赤いアクセントラインが入り、GTのシルバーメッキロゴプレートが装着されています。
トランク上部には控えめですが、リヤスポイラーが装着されています。
インテリアではブラックとグレーの2トーンカラーのスポーツシートが装備され、ドアトリムなどにカーボン柄のパターンがあしらわれ、車体全体をスポーティーに飾っています。
まとめ
北米仕様セダンをスポーツグレードとした「パサートGTコンセプト」のまとめでした。
この「パサートGTコンセプト」は、北米の顧客からのフィードバックを受け、北米エンジニアが製作したモデルとの事で、北米市場でのフォルクスワーゲンの方向性を示すモデルとなっています。
北米での人気を受け、欧州や日本での販売も楽しみなスポーツセダンモデルです。