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ホンダヨーロッパ、 新型シビック5ドアハッチバックプロトタイプをジュネーブモーターショーで世界初披露。

 

2016年3月3日、英国ホンダ モーターヨーロッパ・リミテッドがスイス ジュネーブで開かれたモーターショーで「新型シビック 5ドアハッチバック」のプロトタイプを世界初披露を行いました。

新型5ドアシビックがどのようなデザインのクルマになったのか、まとめてみたいと思います。

エクステリアデザイン

Civic Hatchback Prototype

5ドアハッチバックスタイルで大きなエアインテークを備え、非常にスポーティーで大胆なデザインになっています。

現行シビック(海外モデル)に対しては、全長を130mm、全幅を30mm拡大し、全高を20mm下げてロー&ワイドなデザインに仕上げたとの事です。

今時のスポーツカーらしいダイナミックなデザインで、マフラーもセンターデュアルになっています。

この5ドアハッチバックというスタイルはシビック史上において初のボディタイプとなります。
EK型などは3ドアハッチバックでしたし、FD2型は4ドアセダンタイプでしたので、このような新しいボディタイプがラインナップされたのは新たな試みになるでしょう。

扁平タイヤ&大径ホイールが装着されているという事もありますが、とても引き締まったボディのラインが印象的なクルマに思えます。

搭載されるエンジンは?

エンジンは1.5L直噴VTECターボ、1.0L直噴VTECターボ、1.6L i-DTECディーゼルエンジンの3タイプが用意され、こちらのエンジンは新開発となりますので、低燃費・高出力なエンジン性能が伺えます。

欧州車という事で、ディーゼルエンジンの搭載は避けられなかったのではないでしょうか。
現在欧州ではマツダ車が搭載するSKYACTIVE-Dエンジンが猛威を振るっている現状なので、ここでホンダが新開発したというディーゼルエンジンが一矢報いる事が出来るでしょうか。

このように日本の技術力が世界で勝負できてる事を、日本国民としては嬉しく思います。

シビッククーペコンセプトとの比較

2015年のニューヨークオートショーで発表されたグリーンがまぶしいシビッククーペコンセプトに比べて、ハッチバックとなったボディが非常にスポーティーに感じます。

クーペというボディタイプ自体スポーティーだとは思うのですが、トランクの形状がハッチバックスタイルになる事でここまで印象が変わるかという感じです。

クーペコンセプトのリアスポイラー形状は未来的なデザインで格好はとても良かったので、ユーザーがこのようなボディタイプやミッション、エンジンなど、好きなタイプを購入できると良いですね。

発売時期に関しては?

発売時期に関しては、今現在出ている情報ではホンダイギリス工場で生産され、欧州では2017年初頭デリバリー、北米にも出荷され、日本にも入ってくるような話になっているとの事なので、日本でこのクルマが走る姿を期待して待ちたいと思います。

まとめ

先日予約販売が開始された新型シビックTypeRもかなりダイナミックなデザインに思えましたが、こちらの10代目シビックのスポーティーなルックスは負けず劣らず、このままの形でTypeRとなっても全然違和感がないスタイルです。

またヘッドライトがLEDになっていたりと細部にもこだわったデザインとなっており、欧州での販売台数が減少しているヨーロッパホンダとしても、この新型シビックと4月から予約を開始する新型NSXで日本メーカーの技術力の高さを示して欲しいところです。

ホンダ曰くの「力強く躍動感のあるエクステリアデザイン」が見事に表現された、今の時代らしいスポーティーカーの登場が、今からとても楽しみに思える発表でした。

是非日本でも販売して頂きたいと思いますので、ホンダさん、頑張って下さい。

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