ホンダ、大型クルーザー「ゴールドウイング GL1800」に新カラーを追加して2016年10月27日から発売。
ホンダの大型クルーザー「ゴールドウイング」は、ツーリングなどのロングライドでの快適性を十二分に備え、大排気量で余裕のあるエンジンが人気のモデルです。
こちらのゴールドウイングに、スポーティーで軽快なメタリックブルーとブラックの2トーンカラーの新色「グリントウェーブブルーメタリック」が設定されました。
今回の新色追加で全4色のラインナップとなった大型クルーザー「ゴールドウイング」とはどんなバイクなのかまとめてみたいと思います。
ホンダ、「ゴールドウイング」とはどんなバイクなのか
大排気量エンジンが生む余裕のライディング
「ゴールドウイング」の歴史は古く、1974年に北米向けで初代の販売がスタートしました。
当時は排気量999ccの4気筒水平対向エンジンを搭載し、ネイキッドスポーツとして販売されましたが、グランドツアラーへカスタムするユーザーがあまりにも多く、メーカーとして工場取り付けオプションを用意したと言う逸話があります。
現行モデル「GL1800」には1832cc 6気筒水平対向エンジンが搭載され、低回転からでも余裕のあるトルクを生み出し、ライディングを快適にしてくれます。
最高出力は109馬力/5,500rpm、最大トルクは161Nm/4,000rpmというスペックになっています。
大柄なボディはまるでクルマのような安心感
大型クルーザーというカテゴリの性質上、車体全長は2630mm、車重は417kgあり、お世辞にも軽いとは言えませんが、まるでクルマに乗っているかのような安心感に包まれます。
グランドツアラーとしての力強さ、佇まい、そして機能美。全てが高いレベルで融合したスタイリング。それがホンダ「ゴールドウイング」の一番の魅力ではないでしょうか。
こちらもまるでクルマのような主要装備
走行に関するあらゆるデータを映し出すディスプレイは122×250ドット、4.5インチの液晶マルチディスプレイ。
このディスプレイにはオド/トリップなどから、気温やオーディオモード、リアサスペンションのステータス、トランクの開閉状態など、様々な状態がモニターされます。
速度計や回転系はオーソドックスなアナログメーターで、これがバイクなんだという現実に引き戻される事でしょう。
ツーリング時の心地良さを追求したプレミアムオーディオ、グリップヒーター、シートヒーター、フットウォーマーベンチレーションなど、季節を問わずに快適なライディングができる装備も充実しています。
「ゴールドウイング」の価格について
ホンダ【ゴールドウイング】メーカー希望小売価格
ソリッドカラー:2,408,400円(税込)
ツートーンカラー:2,516,400円(税込)
まとめ
高速道路を使用したロングツーリングで泊まりがけなどに大変便利な、大容量(142L)でヘルメットが2個収納できるリヤトランクスペースや、片側約40L強(左右合計81L)の容量のサドルバッグを2個装備、しかもキーレスで開閉をコントロールできる、本当にクルマのような利便性を追求したバイクがこの「ゴールドウイング」です。
ここまでの装備だったら「クルマでいいんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「バイクだからこそ」感じられる風や風景、匂いなどがあります。
このバイクならではの感覚を、この「ゴールドウイング」で感じてみてはいかがでしょうか。