アメリカホンダが販売しているピックアップトラック「リッジライン」の新型カスタムをSEMAショーで公開。
アメリカホンダが新型「リッジライン」のカスタマイズカーをラスベガスで開幕するSEMAショーで初公開すると2016年10月28日に発表しました。
「リッジライン」は北米専用のピックアップトラックで、現在のモデルは2世代目となる新型です。
こちらの新型「リッジライン」と「リッジライン」のカスタマイズモデルについて、まとめてみました。
ホンダのピックアップトラック「リッジライン」とは
「リッジライン」は米国ホンダが開発した、北米専用モデルとなるピックアップトラックです。
初代は2005年に販売が開始され、2016年1月に2世代目となる新型がデトロイトモーターショーで発表されました。
北米ではSUV(スポーツ用の多目的自動車)やピックアップトラックの需要が近年高まり、ホンダだけでなくトヨタや日産自動車もピックアップトラックモデルと猛アピールしています。
トヨタは「タコマ」、日産自動車は「タイタンXD」と、デトロイトモーターショーで新型のピックアップトラックを発表しています。
2世代目新型「リッジライン」の詳細について
2世代目にモデルチェンジした新型「リッジライン」は中型のピックアップトラック市場の中で最も広い室内空間を持ち、機能的な荷台と優れたハンドリング性能を持つモデルです。
アメリカホンダはこの新型「リッジライン」を「最高のハンドリング、乗り心地、静粛性、天候を問わないトラクション性能」を備えたセグメント最高の性能を持つクルマと発表しています。
新型「リッジライン」に搭載されるエンジンについて
新型「リッジライン」には3.5L V6ガソリンエンジン「i-VTEC」が搭載されており、駆動方式はFF、もしくはトルクベクタリング搭載AWDとなります。
組み合わせられるトランスミッションは6速オートマチックになります。
新型「リッジライン」のカスタマイズカーについて
この度、この2世代目新型「リッジライン」をベースとしたカスタマイズカーの発表があり、2016年11月1日に開幕するラスベガスSEMAショーで公開します。
米国の有名なチューナーと協力し、とてもスタイリッシュなピックアップトラックとしてカスタムされているのが非常に注目されています。
公開されたイメージ画像ではホンダのバイクや4輪バギー、自転車などが荷台に積載されており、様々なスポーツアクティビティにマッチするリッジラインの用途を感じさせてくれます。
まとめ
日本ではピックアップトラックの需要はごく一部のファンというイメージがありますが、広い北米大陸ではSUV車と並んで需要が高まっています。
無骨なトラックのイメージを払拭し、スタイリッシュでコンパクト、しかしそのトラックとしての需要をしっかりと満たす市場は、これからも伸びていき、その中で日本企業がどれくらいのシェアを取れるのかが注目されます。