トヨタがロボット事業に参入!?手のひらサイズのロボット「KIROBO mini」を発売。
近年の技術が進み、ソフトバンクの「Pepper」やシャープの小型ロボット型携帯電話「RoBoHoN (ロボホン)」など、ちょっと可愛くて未来を感じるロボットが一般販売される時代になってきました。
そんな中、日本が誇る世界有数の自動車メーカーであるトヨタも「TOYOTA HEART PROJECT」の一環として小型ロボットの開発・発売を決定したようです。
名前は「KIROBO mini(キロボ ミニ)」。手のひらサイズの「コミュニケーションパートナー」という事で、人に寄り添い、心を通わせる存在を目標として開発されたロボットです。
「KIROBO mini(キロボ ミニ)」とはどんなロボットなのか
ロボット本体にはカメラが内蔵されており、人間の表情を認識して感情を推定しながら動作を会話を行う超ハイテクな小型ロボットです。
サイズ感としては、
・座高10cm
・重量183g
というまさに手のひらサイズ。
首や手が稼働し、雑談中などにも楽しい仕草をたくさん見せてくれるそうです。
ロボットを介したサービス展開
また単なるコミュニケーションロボットではなく、こちらのKIROBO miniに対応した「つながる」サービスも展開。
こちらのサービスが利用可能な車両、そしてトヨタホームが展開するTSC-HEMS(エネルギー管理)サービスに対応し、クルマ、または家から取得できる情報などもこのコミュニケーションに含みながら会話などができるという優れものです。
スマートフォンなどとBluetooth接続され、様々な管理を手軽に携帯電話上から行うことが可能です。
充電時間は約3時間と発表されております。
販売・価格など
販売店について
こちらの「KIROBO mini」は全国のトヨタ系販売店にて2017年から販売が行われる予定です。価格について
本体価格は「39,800円(税別)」となっており、別途専用アプリは月額300円程度にてサービスインする予定になっています。
まとめ
携帯電話事業者や家電メーカー、そして自動車メーカーまで、このような一般ユーザー向けの可愛い小型ロボットの開発・販売が目につくようになってきました。
特にコミュニケーションの不足などが危ぶまれる昨今、このようなコミュニケーションツールが人間の感情をどのように豊かにしてくれるのか。
そしてメーカーごとの囲い込みはあるとは言え、クルマや家などの生活に密接するツールの管理をどのように使いやすく楽しくしてくれるのか。
そのような可能性を感じるプロダクトだなと感じました。