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「マツダ ロードスターRF」がニューヨークモーターショーで初公開。

 

ニューヨークで開催されているニューヨークオートショーにて、北米仕様の電動ルーフモデル「MX-5 RF」が世界初公開されました。

このモデルはかつての「ロードスター リトラクタブルハードトップ(RHT)」と呼ばれていたモデルの後継になり、今回の発表された「RF(リトラクタブルファストバック)」は、従来のRHTモデルとは異なったデザインで発表されました。

「MX-5 RF」はルーフがなだらかにリアまで下がっていく新デザインの「ファストバックスタイル」になっており、今までのロードスターのデザインとは違うスタイルです。

この電動ルーフは時速10km/hであれば走行中でも開閉できるとの事で、ルーフが2段階に折れ、後部ウィンドウごとリヤスペースに収納される仕組みになっているようです。

また電動ルーフのオープンカーはルーフの収納スペースの関係で荷室が狭くなりますが、こちらのモデルはかなりコンパクトに収納する仕組みのようで、ソフトトップモデルと同じ要領のトランクスペースを確保しているとの事です。

Mazda MX-5 RF roof movement footage

「ロードスター RF」のエンジンは販売される市場によって「1.5L SKYACTIVE-G」エンジンと「2.0L SKYACTIVE-G」エンジンの2種類が用意されるようです。

日本国内では1.5L仕様のエンジンしか提供されていませんが、もしかしたらこのロードスターRFも日本国内仕様のモデルは1.5Lエンジンになる可能性が出てきました。

重量増をエンジン出力で補うため、2.0Lエンジンが搭載される可能性もありましたが、2種類のエンジンが用意されるとなると日本国内での2.0Lエンジンの搭載は微妙かもしれません。

北米仕様2.0L SKYACTIVE-Gエンジンは最大出力155hp/6,000rpm、最大トルク148ft-lb(約20.4kg-m)/4,600rpmとなっており、日本国内仕様の1.5Lエンジンは131ps/15.3kg-mなので、結構パワーが違う仕様になっています。
2.0Lのエンジンに乗りたい方もたくさん居そうですね。

トランスミッションは6速MTと6速ATの2種類が用意されるようです。

ロードスターはオープンエアを感じながらATでゆったり乗りたい方へもおすすめ出来るクルマです。

当ブログでもリトラクタブルルーフのロードスターが発表されるニュースについては書いておりましたが、その情報通り、ニューヨークモーターショーで公開されました。

単に電動ルーフを搭載するだけでなく、新しいデザインスタイルを発表してくるあたり、今のマツダの意欲をとても感じるクルマに思えました。

まもなく世界累計生産台数100万台を超えるという、世界中で愛されている「マツダ ロードスター」の今後に、一層期待していきたいと思います。

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