トヨタ新型SUV「C-HR」の市販モデルの価格や性能についてまとめてみました。
トヨタの新型プラットフォームで開発された新型SUV「C-HR」。
今世界中で大流行しているSUVタイプの新型車で、こちらの「C-HR」は4世代目新型プリウスをベースに作られており、優れた燃費性能や操縦性能を持っているクルマに仕上がっているようです。
2016年内にも発売される予定のこちらの「C-HR」について、まとめてみました。
「C-HR」の性能・スペックなどについて
「C-HR」の市販モデルに搭載されるエンジンは、
・1.2L 直列4気筒ターボエンジン(116ps/18.9kgf.m)
・1.8L 直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド(98ps/14.5kgf.m)
・2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン(150ps/19.7kgf.m)
上記スペックの3タイプが搭載されます。
ミッションタイプと駆動方式は、
・1.2Lターボモデルには6MT/CVTでFF/4WD
・1.8Lハイブリッドモデルには電気式無段階変速でFF
・2.0LNAモデルにはCVTでFF
となっております。
車体サイズは、
・全長 4.350mm
・全幅 1.795mm
・全高 1.555-1.565mm
・ホイールベース 2.640 mm
となっており、新型プリウスよりも2cm程度短いサイズになっているかと思われます。
「C-HR」の発売時期
「C-HR」の発売時期は、2016年内と言われておりますが、一部海外メディアでは2016年12月14日という日付がピップアップされています。
年末商戦に向けて、このコンパクトSUVがどれだけの受注を取れるのか、非常に注目されます。
「C-HR」の価格
こちらの「C-HR」は新型プリウスに採用されているプラットフォームを使用して作られているため、新型プリウスとの価格比較をしてみます。
新型プリウスの「E」グレードは2,429,018円(税込)となっており、最上級グレードの「Aプレミアム」は3,107,455円(税込)となっております。
また同じくトヨタのコンパクトカー「オーリス」の価格は、1.8Lハイブリッドエンジン搭載グレードで2,620,473円(税込)となっています。
ライバル車である「ホンダ ヴェゼル(ハイブリッド)」が2,770,000円(税込)から、「マツダ CX-3(ディーゼル)」は2,376,000円(税込)からという事で、「C-HR」の価格帯もこの辺りと予想して間違いないと思われます。
1.2Lガソリンエンジンを搭載するグレードで200万円〜230万円、1.8Lハイブリッドエンジンを搭載するグレードで250万円〜260万円くらいのスタート価格が妥当でしょうか。
いずれにせよこの辺りの競合車、競合グレードと大きく離れた価格設定になるという事はないと思います。
まとめ
既にC-HRはトルコにある工場で生産が開始されており、年末に世界中に向けて販売を開始する、まさに準備中と言ったところでしょうか。
トヨタ的にはRUV4の後継に当たるコンパクトなSUVで、世界中から注目されている車種です。
2016年5月に開催されたドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、総合84位・クラス3位となった「C-HR Racing」というレースカーも開発されており、こちらの車種からフィードバックされたスポーツグレード(G's?)も設定される可能性があります。
レースにも使われている事からトヨタのC-HRへの力の入れ具合も想像に難くなく、発売後にも様々な展開が期待出来る車種となっております。