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ホンダ、最高燃費31.6km/Lの「新型アコード」を発売。

 

ホンダがミドルタイプセダン「アコード」を2016年5月26日、マイナーチェンジして販売を開始しました。

新型アコード

新型モーター搭載による最新のハイブリッドシステム

この「新型アコード」は直列4気筒DOHC 2.0L+i-MMDを組み合わせたシステムで、ハイブリッドシステムは従来のモーターからオデッセイハイブリッドなどに使用されている新型モーターに変更されました。
この新型モーターは銅線の変更により小型化・軽量化されたモデルで、最高出力が11kW、最大トルクが8Nm向上したものになります。

動力性能は最高出力107kW(145PS)/6200rpm、最大トルク175Nm(17.8kgm)/4000rpmとなり、マイナーチェンジ前から2PS・10Nmの出力アップとなっています。

車重はハイブリッドLXグレードで40kg、ハイブリッドEXグレードで30kgの軽量化。これにより最高燃費はJC08モードで従来の30km/Lを上回る「31.6km/L」との事です。

ハイブリッドシステムの小型化によりトランクなどの容量もアップされ、使いやすくなっています。

ホンダ先進の安全運転システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」

そして安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全車に標準装備しており、
「歩行者事故低減ステアリング」
「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」
「渋滞追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」
「LKAS(車線維持支援システム)」
「路外逸脱抑制機能」
「誤発進抑制機能」
「先行車発進お知らせ機能」
「標識認識機能」
という先進の機能の他に、世界初の機能として
「信号情報活用運転支援システム」
を全車に装備しています。

エクステリア・インテリアについて

エクステリアについては、新型のLEDヘッドライトを採用し、ヘッドライトとポジションランプがフルLEDになっています。
また静粛性が高められ、吸音ガラスの使用、吸音材の増加、フロアブレースバーの追加やエンジンマウントの工夫がされています。

インテリアはカラー液晶を使用したインパネに「Apple CarPlay」を搭載。
モーターのみで始動する「EVスイッチ」を装備し、シフトはレバーを持たない「エレクトリックギアセレクター」を搭載しています。

改良されたダンパーと「SPORTモード」の搭載、そして上位グレードには18インチアルミホイールを装備しており、アコードらしい軽快な走行性能と優れた燃費、最新の安全システムを搭載した魅力的なセダンとなっています。

グレードと価格

価格は「HYBRID EX」グレードが4,100,000円(税込)、「HYBRID LX」グレードが3,850,000円(税込)となっています。

まとめ

価格帯で見ると「スバル WRX S4」や「マツダ アテンザ」あたりとの競合が予想出来るグレードになるでしょうか。
ミニバンとスポーツカーという割と両極に位置する車種のラインナップが目立つホンダですが、最新の安全装置とスポーティーな走りを搭載したこの新型アコードにも注目が集まりますね。

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