マツダ、リトラクタブルハードトップの「ロードスターRF」の受注を2016年11月10日から開始。
マツダは2016年のニューヨークモーターショーで初公開された電動ハードトップ仕様の「ロードスターRF」の受注を開始しました。
受注開始日は2016年11月10日、正式な発売日は2016年12月22日と発表されています。
「ロードスターRF」のグレードについて
「ロードスターRF」が3つのグレードが用意され、
S： 6速MT/6速AT
VS： 6速MT/6速AT
RS： 6速MT
となっております。（駆動方式は全て2WD（FR））
「ロードスターRF」に搭載されるエンジンについて
待望の2リッターエンジンを搭載
「ロードスターRF」に搭載されるエンジンは「直列4気筒DOHC 2.0Lエンジン」で全てのグレードで共通となります。
こちらのエンジンは最高出力158馬力/200Nmの「SKYACTIV-G 2.0」エンジン。
エンジンサウンドにも調整が施され、躍動的なサウンドに増幅して運転席に伝える「インダクションサウンドエンハンサー（ISE）」をオプション装備として用意しています。（RSグレードには標準装備）
「ロードスターRF」の車体について
「ロードスターRF」の車体は、
「軽量・コンパクトであること」
「ホイールベースを変えないこと」
「荷室を犠牲にしないこと」
という目標の元に開発が行われ、美しいスタイリングと機能を実現しています。
世界最速開閉時間の電動ルーフ
「ロードスターRF」に搭載される電動ハードトップは、スイッチ操作開始からわずか約13秒となり、電動ルーフの開閉時間としては世界最短となります。時速10km/h以下であれば走行中でも作動させる事が可能となっています。
メーターディスプレイにルーフの開閉状況をアニメーションで表示する機能も搭載されました。
「ロードスターRF」のRFとは「Retractable Fastback」。ルーフ部からボディ後方にかけ、なだらかに傾斜していく「ファストバック」スタイルを非常に美しく表現したデザインです。
ボディサイズは現行のND型ロードスターよりもわずか10mmアップに留められ、あとの数値は同一となっています。
「ロードスターRF」のボディカラーについて
人気の新色「マシーングレープレミアムメタリック」を設定
ボディカラーは、
・マシーングレープレミアムメタリック
・ソウルレッドプレミアムメタリック
・セラミックメタリック
・ブルーリフレックスマイカ
・クリスタルホワイトパールマイカ
・ジェットブラック
の6色展開となり、「VS」グレードのみの限定でルーフトップをジェットブラックとした2トーンカラーも設定されています。
最上級グレードの「RS」にはガンメタリックカラーの17インチアルミホイールが標準装備、オプション設定でBBS製17インチアルミホイールとブレンボ製4ピストンブレーキキャリパー、レッドカラーのリアキャリパーも選択できます。（オプション価格：324,000円）
また「RS」グレードにはブラックカラーにレッドをアクセントとした内装とレカロシートが装備されます。
「ロードスターRF」のトランク容量は127Lとなり、ソフトトップモデルと同量の容量を確保しています。
遮音材を3層構造とし、車内に入ってくるロードノイズ・風切音を低減する工夫が各所になされています。
「ロードスターRF」の車体価格について
「ロードスターRF」の車体価格設定は、
S： 6速MT 3,240,000円 6速AT 3,261,600円
VS： 6速MT 3,574,800円 6速AT 3,596,400円
RS： 6速MT 3,736,800円
となっております。
まとめ
様々なカー・オブ・ザ・イヤーを世界中で受賞したロードスターの待望のハードトップモデルがついに発売となりました。
ここで注目したいのは、この「ロードスターRF」だけが2.0Lエンジンを搭載していると言う点です。
ソフトトップモデルの2.0Lエンジンは海外モデルにしか搭載されませんでした。このパワー感のある2.0Lエンジンが日本国内仕様のロードスターに搭載されるのを待っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2016年年内の発売との事で、2リッターエンジン搭載ロードスターにいち早く乗りたい方はお早目の予約をオススメします。