マツダ ロードスター リトラクタブルハードトップを発表か。
今年の5月〜6月に販売されるのではないかと噂の「新型ロードスター リトラクタブルハードトップ(RHT)」モデルが、3月にニューヨークで開催されるモーターショーで公開される可能性があるとのニュースが上がっています。
リトラクタブルハードトップモデルについて
旧型であるNC型ロードスターに「電動ハードトップ」が搭載されたモデルがありました。
このモデルはソフトトップのモデルが販売されてから1年後に販売されたという過去があります。
新型ロードスターを狙っている方の中にもこの「リトラクタブルハードトップ」待ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
海外のマツダファンサイトが公式Twitterで、海外メディアの「ニューヨークモーターショーでリトラクタブルハードトップモデルがデビューする」という記事をリツイートした事が発端なのですが、火の無いところに煙は立たないとも言いますし、リトラクタブルハードトップモデルは正式に発表があり、発売されるのではないかという噂の信ぴょう性に一役買っているようです。
NC型ロードスターのリトラクタブルハードトップ
NC型ロードスターのRHTモデルは、ロックを解除して開閉スイッチを押し続けると、サイドウィンドウが自動で下がり、リアデッキのカバーが開き、ルーフとリアウインドウが折りたたまれて収納される機構になっており、電動ハードトップ車の中でも最速クラスの約12秒の開閉スピードを誇ります。
プジョーやメルセデス、レクサスなどの電動ハードトップを持つオープンカーの開閉速度が概ね25秒前後というデータを見ると、NC型ロードスターRHTの約12秒はかなり早い開閉速度だという事が分かります。
電動ハードトップ搭載による重量増の問題
また軽さと軽快なハンドリングレスポンスがウリのロードスターにこの機構を搭載する事により、車重が増える事が懸念されます。
データで挙げると、NC型ロードスターではソフトトップモデルに比べて約40kg(カタログ値)の重量増となっています。
しかしそこは新型ND型ロードスターにおいても、欧米仕様で日本国内では販売されていない「2.0Lエンジン」の搭載で重量増の分の運動性能をクリアしてくるのではないかという予想が立てられています。
NC型ロードスターはNB型からモデルチェンジした際に3ナンバーサイズになって2.0Lエンジンが搭載されており、現行ND型ロードスターの日本国内仕様には1.5Lエンジンのみが搭載されています。
これはこのボディを軽快に操作するために必要十分なスペックとのメーカー判断かとは思いますが、2.0L仕様のパワフルなエンジンに乗りたい方への需要も満たすモデルになってくるのではないかと思われます。
まとめ
現状ではまだ噂に尾ひれがついた段階にも感じますが、リトラクタブルハードトップモデルの発売自体はかなりの現実味を帯びてきているように思えるニュースでした。
まずは3月末のニューヨークモーターショーでの動向が気になるところです。