スバル ジュネーブモーターショーで披露した「XVコンセプト」の公式動画公開。
スバルがスイスで開催したジュネーブモーターショーでワールドプレミア披露した「XVコンセプト」の公式動画を公開しました。
スバルは次世代のデザインコンセプトである「DYNAMIC X SOLID」を提示し、今回の「XVコンセプト」はその理念に沿ってデザインされたクルマになります。
ダイナミックである事とソリッドである事はある意味では対照的に思えるデザインですが、「レヴォーグ」や新型「WRX」シリーズの意匠であるコの子型のソリッドなヘッドライドを基調としたフロントマスクやサイドにも大胆なライン取りをし、今後のデザイン思想を色濃く反映されたスタイリングを提示しています。
今回公開された「XVコンセプト」は現行「XV」と同じくコンパクトクロスオーバー車で、オフロードを荒々しく爆走する画にふさわしい力強い造形になっており、車格を上のクラスに見せるような質感も併せ持っています。
大胆な切り口の大径ホイールとスポーティーなルーフレールにはオレンジのカラーが差し色となっていて、非常にアクティブなイメージを感じさせます。
動画ではこのクルマがステージとする市街地から始まり、オフロードも走破出来るという力強さをアピールしており、さらにスポーツ的なマインドを明示するかのようなカットも差し込まれています。
普段の市街地走行も軽々と、そしてスポーツ的な使い方も意識して作られたクルマというアピールが感じられる構成になっています。
近年では「マツダ CX-3」など、コンパクトなSUVスタイルのクルマが人気を集めています。 「スズキ ハスラー」なども軽自動車のコンパクト&低燃費を活かしながら、さらにスポーツ的なマインドであったり、キャンプなどのアクティビティ要素も盛り込みながら、遊びに使えるクルマという要素を押し出している気もします。
これだけ各メーカーが似通ったハイトワゴンやコンパクト車ばかりになってくると、このようなアクティビティ要素を持つクルマ、または「ホンダ S660」や「スズキ アルトワークス」のような、本当に走りに向けたクルマに注目が集まってくるのも分かるような気がします。
スバルと言えばやはりラリー、土ぼこりを巻き上げながらオフロードを走り抜ける画が似合います。
今回公開されたこの「XVコンセプト」にもスバルが誇る「AWD」(オール・ホイール・ドライブ=4WD)が搭載され、高いオフロード性能を持つクロスオーバー車として高い評価を得られるクルマになって欲しいと思います。