BMW、最小排気量G310シリーズのアドベンチャーモデル「G310 GS」をEICMAで公式発表。
BMWは、イタリア・ミラノ市で開催されているEICMAにて、BMWモトラッドで最小排気量となる「G310」シリーズの2作目となるアドベンチャーバイク「G310 GS」を発表しました。
「G310」シリーズは、日本の免許区分では普通自動二輪免許で乗れるBMWとの事で注目されているモデルシリーズで、今回発表された「G310 GS」は世界中で人気のアドベンチャーモデルとなります。
この新型「G310 GS」について、まとめてみたいと思います。
BMW最小排気量のアドベンチャーバイク
新型「G310 GS」は、水冷4ストローク313cc単気筒エンジンを搭載した「G310」シリーズのニューモデルです。
【公式動画 In The Spotlight - The new BMW G 310 GS】
搭載されるエンジンについて
搭載されるエンジンのスペックは、
・313cc DOHC 単気筒エンジン
・25馬力/28Nm
・最高速143km/h
・燃費性能 約30km/h
となっています。
新型「G310 GS」の車体について
ルックスはアドベンチャーバイクそのもので、41mm倒立フォーク、プリロードアジャストが可能なリアサスペンションが搭載されています。
シート高は835mmとなっており、ローシート仕様で820mm、コンフォートシートは850mmとなっています。
車体重量は169.5kg、タンク容量は11Lとの事です。
メーターは視認性の高い液晶ディスプレイを採用しています。
リアキャリアを標準装備し、ツーリング時の積載に役立つトップケースなどを取り付ける事ができます。
まとめ
日本でも小排気量のアドベンチャーモデルが登場し、にわかに賑わっている印象を感じるこちらのカテゴリにBMWも参戦する形になります。
「G310 R」は日本語の公式ページもありますので、こちらの「G310 GS」も日本国内仕様が販売される可能性は非常に高いと思います。
現在のところ、ライバル車は「ホンダ・CRF250RALLY」、「スズキ・Vストローム250」、「カワサキ・ヴェルシス300」などが該当すると思われるこの小排気量アドベンチャーは、フルカウル250ccに続く新しい激戦区となるのでしょうか。
大型のアドベンチャーバイクは排気量やパワーに非常に余裕があり、ロングツーリングでもなんなくこなすポテンシャルを持っています。
しかしながらその大型バイクを維持するのは時間や金銭面での余裕が必要となるのも事実です。
そこで登場したこの普通自動二輪免許サイズのアドベンチャーバイクは大型に比べて維持しやすく、特に日本の道路事情などにもマッチするサイズに思えます。
たとえ小排気量でもカッコイイデザインのバイクに乗りたいとお考えの方は、是非この「G310 GS」も候補に入れてみてはいかがでしょうか。