ホンダ、ミニバン「フリード」「フリード+」をフルモデルチェンジして発売。2モデルの違いを比較してみる。
ホンダは2016年9月16日に人気のミニバン「フリード」「フリード+」をフルモデルチェンジして発売を開始しました。
「フリードスパイク」は「フリード+」という名称に変更され、こちらの新型モデルからフロントマスクなどエクステリアが共通化されました。
こちらのトールミニバン新型「フリード」「フリード+」について、まとめてみたいと思います。
ホンダ「フリード」とはどういうクルマなのか
ファミリーユースで使いやすいミニバン
「フリード」は「3列シート7人乗り」で、例えば「ファミリー4人」&「祖父母」のようなお出かけシチュエーションがあった場合にも全員が一台のクルマで移動できるのが最大のメリット。
乗車定員が多い家族や集まりの場合にはこちらの「フリード」がオススメかなと思います。
「フリード+」との違いは?
「フリード+」はかつて「フリードスパイク」という名称で販売されていたモデルで、「フリード」と室内空間の作りが違います。
「3列シート7人乗り」のフリードに対して、フリード+は「2列シート5人乗り」となります。
ここがこの2モデルの大きな違い。用途によってどちらのモデルが最適か、選択する事ができるのが最大のメリットです。
例えば「ファミリー4人」でキャンプに出かけるなどのシチュエーションの場合は、室内空間が広い「フリード+」の方が利便性が高く、乗車定員よりも積載量を求める方には「フリード+」がオススメです。
フリード+のシートは「ダブルフォールダウン機能」を使う事によって「フルフラットスペース」を形成する事が可能です。
対してフリードの方はシートをいくら倒してもフリード+のようなフルフラット状態にはなりません。どうしてもデコボコになってしまいます。
キャンプなどでテントを張らずに「車中泊」で、というシチュエーションにはもってこいのシートアレンジ機能になりますね。
フルフラット形状なので、テント用ではなく家で寝る時に使うようなマットレスをそのまま敷いて休んだりも出来るので、このような使い方をしたい方にはピッタリです。
乗車定員を減らした事によりラゲッジスペースも大幅に確保でき、お子様とのピクニックやハイキングでどうしても荷物が多くなるお出かけにジャストフィットします。
さらに充実した装備
「フリード」「フリード+」の全車種に「両側パワースライドドア」と「イージークローザー」が装備され、乗り込む際の負担が大幅に軽減されます。
「パワースライドドア」は運転席側のスイッチから、左右どちらもオープン・クローズをする事ができ、お子様や荷物を抱えた状態でも開け閉めが楽々になります。
またホンダ先進の安全技術「Honda SENSING」(メーカーオプション)も装備され、衝突安全システムも最新のものが搭載されます。
アクセルを踏まなくても走行できる「クルーズコントロール」(グレード別)や急ブレーキなどで車体が横滑りをするのを防ぐABS(ブレーキ時のタイヤのロックの抑制)・TCS(加速時のタイヤの空転を抑える)・旋回時横滑り防止、これら3つを総合した「VSA」が搭載。運転を安全にします。
まとめ
以上が簡単ではありますが、フルモデルチェンジした新型「フリード」「フリード+」の違い・機能のまとめになります。
2つのモデルの違いをおさらいすると、
・家族や乗車人数が多い用途では3列シート7人乗りの「フリード」
・乗車定員よりも荷物が多く、荷室を広く使いたい用途では「フリード+」
がオススメです。
実際の室内空間の広さは是非実際にディーラーなどでお確かめください。