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ロードスターと共通プラットフォームのフィアット「新型124スパイダー」とは。

 

マツダとフィアットの協業プログラムで生まれたフィアットの新型「124スパイダー」の価格が発表されました。

フィアット「新型124スパイダー」

新型「124スパイダー」の価格設定は

ロードスターと共通のプラットフォームを持つこのオープン2シーターは、ターボエンジンを搭載し、米国で最も安価なオープンカーとして発表されました。

その価格は驚きの2万4995ドル(約269万円)となっており、なんとロードスターの米国価格である2万4915ドル(約268万円)とほとんど変わらない設定になっています。

このクラスのオープン2シータースポーツカーでターボエンジンを搭載してこの価格で発表された事はセンセーショナルなニュースだと思います。

ロードスターとの共通プラットフォーム

「124スパイダー」の内装部分に関しては、ロードスターと基本的に共有し、ところどころにフィアットの意匠が盛り込まれている事で差別化を図っているようです。

フィアット「新型124スパイダー」

エクステリアは初代124スパイダーのヘッドライトデザインをモチーフとしており、1974年式の124スパイダー米国輸出仕様を思わせるフロントグリルなど、クルマ好きをニヤリとさせる遊び心が盛り込まれており、トランクスペースの確保などで本家ロードスターよりも全長が少し長くなっています。
外装パーツは全てフィアットがデザインしたイタリア製となり、あくまで車体部分のみの共通という事になります。

「124スパイダー」の歴史

1967年から販売され、1980年代までの長い歴史を持つフィアット124スパイダーの名を冠したクルマにふさわしい性能を備えたクルマです。

イタリアのピニンファリーナがデザインした非常に美しいデザインと、オープンスポーツで4人乗りをシートを備え、人気を博した名車であり、WRCにも参戦した歴史のあるモデルです。

日本国内においても124スパイダーは人気を博し、今となってはレトロカーの部類になってしまいますが、あ、見た事があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この124スパイダーが現代の技術で30年振りの復活となり、非常に注目を集めております。

新型「124スパイダー」に搭載されるエンジン

国内仕様のロードスターは1.5L自然吸気エンジンのみが販売されていますが、こちらの新型124スパイダーはフィアットやアバルトで使用されているる1.4リッター直列4気筒ターボエンジンで、最高出力160ps/5,500rpm、最大トルク25.4kgm/2,500rpmを発生します。

フィアット「新型124スパイダー」

こちらのモデルに関してはアバルトバージョンも販売されるのではというワクワクしてしまう噂もあり、今後も注目されるモデルになりそうです。

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