初のフルモデルチェンジを受けたマツダ「CX-5」が受注開始。発売日やスペックなどの詳細まとめ。
マツダは、同車で初のフルモデルチェンジとなる新型「CX-5」の受注を2016年12月15日より開始しました。
海外でも人気のクロスオーバーSUVの「CX-5」がどのようなモデルチェンジを受けたのか、まとめてみたいと思います。
初のフルモデルチェンジを受けた「CX-5」の詳細について
「洗練された力強さ」をキーワードとしたエクステリア
新型「CX-5」のデザインはこれまでよりもさらにフロントからリアへと流れるようなデザインへと変更されました。
まずフロントセクションではボンネット形状の変更が目につくのではないでしょうか。
これまでよりも上方が張り出したようなデザインとなり、より“前進感”が増し、フロントバンパー下部のリップもこれまでよりも張り出したデザインとなっています。
これによりマツダの持つスポーツマインドが強調され、よりスタイリッシュなエクステリアとなりました。
水平基調とされたインテリアデザイン
インテリアも進化を遂げ、常にドライバーが運転しやすい視点の確保のため、計器類などは左右対称に配置、さらにインテリア全体の質感向上と、エアコン吹き出し位置も左右対称配置となり、その他のインテリアディテールも水平を基調としたデザインになる事により、よりダイナミックに、ドライバーが運転に集中できるコックピットになりました。
先進の車体制御技術「G-トルクベクタリング」を搭載
新型「CX-5」には、2016年からマツダ車に搭載されている「G-トルクベクタリング」機構を搭載。
加減速時やコーナリング時、車体にかかる加速度Gを検知して機械的にトルクを制御する事で、同乗者が感じる縦横の振れを軽減。
長時間のドライブなどでも身体に感じる負担を軽減する事と、トルクを適切に配分する事でスタビリティなどが向上し、まさにマツダが提唱し続けている「人馬一体」を実現する、意のままにクルマをコントロールできる楽しさを持ち合わせます。
新型「CX-5」には、日本国内使用車で初となる「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」を採用。
これにより0-100km/h内での全車追従機能を備え、さらにドライビングが快適になりました。
新型「CX-5」に搭載されるエンジンについて
搭載されるエンジンスペックは、
・2.5L [SKYACTIV-G 2.5] 直列4気筒ガソリンエンジン([2WD]155馬力/196Nm)
・2.0L [SKYACTIV-G 2.0] 直列4気筒ガソリンエンジン([2WD]190馬力/251Nm・[4WD]184馬力/245Nm)
・2.2L [SKYACTIV-D 2.2] 直列4気筒ディーゼルエンジン([2WD/4WD]175馬力/420Nm)
の3種類で、いずれもトランスミッションは6速AT、駆動方式はFF/4WDからの選択となります。
気になる燃費ですが、
2.5Lガソリンエンジン 2WD 14.8km.L 4WD 14.6km/L
2.0Lガソリンエンジン 2WD 16.0km.L
2.2Lディーゼルエンジン 2WD 18.0km.L 4WD 17.2km/L〜17.6km/L
となっております。
数値上ではディーゼルエンジンの低速からのトルク感を出すセッティングが気になるスペックです。
車体価格について
車体価格は以下のようになります。
2.0L ガソリンエンジン車
【20S】
2,462,400円 [2WD]
【20S PROACTIV】
2,689,200円 [2WD]
2.5L ガソリンエンジン車
【25S】
2,689,200円 [2WD]
【25S PROACTIVE】
2,916,000円 [2WD]
【25S L Package】
2,986,200円 [2WD]
3,213,000円 [4WD]
2.2L クリーンディーゼルエンジン車
【XD】
2,775,600円 [2WD]
3,002,400円 [4WD]
【XD PROACTIVE】
3,002,400円 [2WD]
3,229,200円 [4WD]
【XD L Package】
3,299,400円 [2WD]
3,526,200円 [4WD]
全て税込み価格となります。
まとめ
以上、2017年2月2日から販売を開始する新型SUV「CX-5」についてのまとめでした。
エクステリア、インテリア、走行性能に安全装備など、全てにおいて進化を遂げた新型「CX-5」は、発売前から非常に多くの注目を集めているクルマです。
来年の販売開始が非常に楽しみです。