スバル、新型軽自動車「シフォン」を発売。両側パワースライドドアを装備した実用性に注目。
スバルは、同社で初となる“ハイトワゴンタイプ”の軽自動車、新型「シフォン」を2016年12月13日より発売します。
[スバル・シフォン]
[スバル・シフォン カスタム]
こちらのクルマはダイハツ「タント」のOEM車で、非常に広い室内空間が魅力のモデルです。
こちらの新型「シフォン」について、まとめてみたいと思います。
新型「シフォン」の詳細について
広く開口する「ミラクルオープンドア」
スバルから発売される「シフォン」は、前述した通りダイハツが販売している「タント」のOEM車です。
一番の魅力は軽自動車でトップクラスとなる室内空間の広さ。
さらに「ミラクルオープンドア」と名付けられたドアの開閉方法は、運転席/助手席のドアとスライドドア自体にピラーを内蔵する事で生まれる“大開口ドア”となり、ドアとドアの間にピラーが存在しないので乗り降りや荷物の出し入れが非常にスムーズに行える点が最大の魅力。
スライドドアは挟み込み防止機能つきの「ワンタッチパワースライドドア」となり、Lスマートアシストというベーシックグレードを除く全車に標準装備されるのは左側のみとなりますが、メーカー装着オプションで左右のドアをパワースライドドアに変更する事も可能です。(カスタムRS Limited スマートアシストグレードには標準装備)
そしてこちらもベーシックグレード以外となりますが、運転席のシートヒーターや後部座席の足元から温風を出すリアヒーターダクトなども完備。
高い集塵性能を持つ「スーパークリーンエアフィルター」や「オートエアコン」などの快適装備も充実します。
以上の装備に関しては全てベーシックグレードの“Lスマートアシスト”には装備されないので、こちらのグレード以外を選択する事をオススメしたいかなと思います。
新型「シフォン」に搭載されるエンジンについて
搭載されるエンジンは52馬力/60Nmのガソリンエンジンと、カスタムRS Limited スマートアシストは64馬力/92Nmのインタークーラーターボエンジンとなります。
気になる燃費性能は、2WDモデルで28.0km/L、4WDモデルは25.8km/L(Lスマートアシストは27.0km/L)、ターボエンジン搭載モデルは26.0km/L(4WDモデルは24.6km/L)となります。
ミッション形式は全てCVTとなります。
「アイドリングストップ」機能や「ヒルスタートシステム」機能も搭載。さらに「エコドライブアシスト照明」機能は、運転席のメーター照明の色が標準のアンバー色からグリーン色へと変化し、グリーンの状態を保つ事で、エコドライビングができているかどうか教えてくれる機能となります。
まとめ
以上がスバルから販売される新型「シフォン」の詳細となります。
ダイハツ・タントのOEM車と言う事ですが、ついている装備などを見てもメーカーが謳う通り「ファーストカー」として十分使用に耐えうる性能を有した軽自動車だと思えます。
もちろん現代のクルマには欠かせない衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が全グレードに装備され、警報や自動ブレーキなども行ってくれますし、車線逸脱警報やアクセルとブレーキの踏み間違えによる事故をエンジン出力を落とす事で回避・軽減してくれるシステムも搭載されている事から、高齢者の使用にも安心のクルマです。