ポルシェ、4ドアモデル「パナメーラ」に燃費と馬力を向上したベースグレードを追加。
ドイツの自動車メーカー・ポルシェは、2016年11月10日に新型「パナメーラ」にベースグレードを追加しました。
これは2016年11月16日にアメリカで開催されるロサンゼルスモーターショーで公開するとポルシェから発表があったものです。
この新型「パナメーラ」ベースグレードについて、まとめてみたいと思います。
新型「パナメーラ」について
この新型パナメーラは、2016年12月9日から日本でも予約受注を開始する「2.9L 直噴V6ツインターボガソリンエンジン」搭載のモデルになります。(パナメーラ4S)
中でも新型の4.0L V8ターボエンジンを搭載した最上級グレードである「パナメーラ ターボ」は、初代の4.8Lから800ccダウンサイズし、ツインターボで加給する事で最大出力550馬力/769.8Nmを引き出すスーパーカーのようなセダンです。
この度発表されたのはこの新型「パナメーラ」のモデルの中では一番下のベースグレードになります。
【ポルシェ公式動画 The new Panamera Turbo and Panamera 4S in motion.】
こちらの動画には「パナメーラ ターボ」と「パナメーラ 4S」が登場し、その圧倒的なパフォーマンスと美しいデザインを披露しています。
新型「パナメーラ」のベースグレードについて
今回発表のあったベースグレードは、3.0L V型6気筒ターボエンジンを搭載しており、最大出力は330馬力/450Nmというパワーを引き出すユニットです。
先代にも存在したベースグレード比で20馬力のパワーアップを受け、公開されているデータでは2WDモデルの「パナメーラ」で0-100kmを5.5秒、4WDモデルの「パナメーラ4」で5.3秒、最高速は264km/hとなっております。
このエンジンの燃費は欧州複合モードで13.3km/Lとなります。(2WD車)
まとめ
今回のベースグレードの追加で、新型パナメーラのラインナップは9種類と非常に多いバリエーションとなりました。
今現在ポルシェジャパンのサイト上でプライスが確認できるのはこの中で3種類の、
・パナメーラ4S:15,910,000円
・パナメーラEハイブリッド:14,070,000円
・パナメーラターボ:23,270,000円
のみとなりますが、まもなく受注開始との事で、近々に発表になると思われます。