2016年 ワールドカーデザインオブザイヤーにマツダ「CX-3」、「ロードスター」の2車種が最終選考。
スイスで開催されたジュネーブモーターショーでの「2016ワールドカーデザインオブザイヤー」の最終選考3車種発表に、マツダ車が2車種選考されました。
2016年春までに世界の少なくとも1市場で販売されている事が条件となるこの栄えある賞は、2014年秋から2015年秋にかけてデビューした新型車の中でデザインが優れたクルマに贈られます。
2016年、最終選考に残ったのは「マツダ CX-3」と「マツダ ロードスター」そして「ジャガーXE」と3車種となりまして、日本製のマツダ車が2車種最終選考に選ばれるという快挙を成し遂げております。
このマツダ車2車種は現行のマツダ車に色濃く現れている魂動（KODO）デザインが盛り込まれており、このデザインになってからのマツダ車のスタイリングはかなりの評判となっているかと思います。
魂動デザインとは？
CX-5以降、アテンザ、アクセラ、デミオなど、現行のマツダ車共通の基本の顔となっているデザインです。
「生命感のある動き」がデザインされており、動物のチーターを象徴的なモチーフとして採用されました。
ボディの体重が4本のタイヤに均等にかかる姿勢となり、最近のコンパクトカーなどによく採用されているボンネットが短いスタイルではなく、キャビンを出来るだけ後ろにし、チーターが後ろ足で大地を蹴り出すようなデザインが成されています。
このような今では古典的となったクルマそのものの美しさを体現したデザインと言えます。
マツダ車はデミオなどのコンパクトカーも含めサスペンションが硬めにセッティングされており、キビキビと走る事を常に意識して作られています。
このデザインにしてこの運動性能有りきとでも言いましょうか、マツダ車のデザインと走りのコンセプトはクルマ作りそのものと言えると思います。
そして魂動（KODO）の次期デザインとして発表されている越（KOERU）というデザインコンセプトも発表されています。
一体何を越えていくのでしょうか…期待していたいと思います。
まとめ
ワールドカーデザインオブザイヤー発表は3月23日の米国開催ニューヨークモーターショー会場となっており、マツダ車が選考されれば日本車が欧州や北米など、海外でも認められた確たる証となるのだ思います。
低燃費、高性能、そして素晴らしいデザインが搭載されたマツダ車が世界で認められる事は、クルマ好きな日本人としては誇りを感じられる事ではないでしょうか。