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ホンダ シビックとはどういうクルマなのか。Part.2

 

Part.1では1995年まで製造された5代目シビックまでをまとめてみました。
Part.2は6代目、EK型シビックからまとめてみたいと思います。

Photo By Adam Ivell

前の記事 ホンダ シビックとはどういうクルマなのか。Part.1

6代目EK型以降のシビック

6代目 「ミラクルシビック」(1995-2000年)

Photo Conor Luddy

6代目からはEK型となり、ここでシビック初のTypeRが投入される事となります。
ホイールベースが改良されて後部座席のスペースを確保、居住性が改善されたモデルになります。
エンジンも改良され、低燃費高出力を実現させた3ステージVTECとなりました。

NSX、インテグラに続く第3のTypeRはハッチバックタイプをベースに、1.6L直4 185psの高出力なVTECエンジンを搭載。
コンパクトなボディをかっ飛ばすEK9型TypeRは今現在でも人気の車種です。

こちらも前回EG型の項で紹介しました頭文字Dに、クルマ好きの若者にドライビングテクニックを仕込む藤堂塾の二宮大輝のマシンとして登場しました。
ちなみに同じ藤堂塾戦でヒルクライムで高橋啓介のFD3Sとバトルしたのは、スマイリー酒井のDC2型インテグラTypeRをターボチューンした仕様でした。

7代目「スマートシビック」(2000-2005年)

Photo vahvanis

7代目となったシビックはパッケージが変わり、ずんぐりした体型になりました。
そしてとうとうラインナップからMTの設定がなくなってしまいました。(TypeRを除く)
7代目EP3型にはシビックでは2代目となるTypeRが設定されました。

このTypeRはイギリス生産で、日本と同じ右ハンドルの国からの輸入車のようなカタチになります。
そしてこの頃日本では3ドアハッチバックの人気が低迷し、EP3型TypeRは4735台しか販売されなかったようです。

このような背景があるため、この型のTypeRは非常にレアなクルマとなってしまいました。
「歴代TypeRで最も存在感が薄い」という、不名誉な呼ばれ方もしてしまったクルマでした。

8代目「FD型シビック」(2005-2010年)

Photo By Steve Coulter

今までついていた通称がとうとう無くなってしまったのはこの代からになります。

2005年にフルモデルチェンジが行われましたが日本ではハッチバックが廃止され、車格がミドルセダンへとクラスアップ。
3ナンバーサイズとなったシビックは新開発のR18A型1.8L i-VTECを搭載し、従来型のエンジンより低燃費となりました。

2007年、シビックTypeR初となる4ドアセダン型のFD2型TypeRが誕生し、225psの高出力エンジンとスポーツサスペンションが搭載されました。
TypeRで初となるプッシュスタート式のエンジンスタートスイッチも搭載されました。

このFD2型TypeRは4ドアセダンで後部座席にも余裕があるモデルで、世のスポーツカー好きのお父さんたちが家族を説得するのに好都合な要素でしたが、ボディ剛性が高い上に足回りも硬いので、スポーツ走行には適していますが普段使いでは乗り心地が悪く、結果としてはファミリーには不評だったという欠点?も持ち合わせていたクルマとなりました。

それでもこういった4ドアで家族でも乗る事が出来るスポーツカーというのは、インプレッサWRX STiやランサーエボリューションの様なクルマが売れている様に、いつの時代でも需要があるのではないかと思われます。

そういった意味でも、今現在でも街中で良く見るTypeRではないでしょうか。

Photo By Robert Knight

2009年には限定車としてイギリスで生産されたFN2型シビック TypeRユーロが日本でも販売されました。(欧州では2007年から販売)
こちらは先代FD2型TypeRに比べても若干控えめなエンジンとなっており、2010年末に欧州の新排ガス規格Euro5に適合できないという事で販売が終了されました。

9代目「FB型シビック」(2011年-)

Photo By vahvanis

9代目シビックは海外専売モデルとなり、アメリカでは販売台数首位を誇っておりますが、日本ではほぼ見かけないクルマになってしまいました。

スポーツモデルである「Si」には4気筒 DOHC 2.4L i-VTECエンジン(201hp/7,000rpm 230Nm/4,400rpm)が搭載され、先代よりもパワーアップしました。
欧州仕様としてフランクフルトモーターショーで発表されたFK型シビックは、2015年末に販売が開始されて大注目となった新型シビックTypeRの元となったモデルです。

Photo By Ben Smith

FK型シビックTypeRにおいては2L K20C1 直列4気筒DOHCターボエンジンは驚異の最高出力:310PS/6500rpm、最大トルク:400Nm/2500-4500rpmを発生する最速のFF車となりました。

日本では750台限定で、ボディカラーは歴代TypeRの証であるチャンピオンシップホワイトとクリスタルブラック・パールの2色が用意されました。
そしてこのモンスターマシンがなんと日本での販売価格は428万円との事で、性能から見るととてつもないバーゲンプライスではないでしょうか。
まさにホンダのレーシングスピリットを体現したクルマと言えると思います。

最近のクルマ雑誌やWeb媒体などで、コンセプトカー(北米市場)が発表された10代目セダン型のシビックが登場するようになってきました。
日本が誇る名車「シビック」は今後も続いていくと思われます。

以上、ホンダ シビックのまとめでした。

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