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MINI、初のプラグインハイブリッド(PHV)車のデビュー間近。最高航続距離125km。

 

MINIは、自社で初となる「プラグインハイブリッド(PHV)」車のデビューがまもなくであると明らかにしました。

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MINIのブランドの量産モデル責任者がPHVの開発テスト車両をドライブし、EV走行が可能な新型のPHVモデルを披露。

まだ詳細なスペックは公開されていないものの、カモフラージュが施されたテスト車両の左部には充電用のコネクタなどが見えます。

家庭用電源から充電できるモデルで、搭載されるパワートレインはBMW「2シリーズ アクティブツアラー」に搭載されているハイブリッドシステムと同じではないかと予想されています。

この新型PHV車は「ミニクロスオーバー」をベースとして開発されていると思われ、クロスオーバーは道を選ばない走行性能と室内空間の広さが魅力のモデルです。

運転席のタコメーターはパワーメーターに置き換えられ、スタート/ストップスイッチを装備。
発進時はモーターのみが作動。アクセルペダルを踏み込む事によりエンジンが動作します。

こちらのモデルの航続距離は、
AUTO eDRIVEモード:最高80km/h
MAX eDRIVEモード:最高125km/h
まで電気モーターのみでの走行が可能となっているようです。

またドライブモードの設定によりエンジンを積極的に使い、バッテリーを蓄電する事も可能。
状況に合わせて使用するパワートレインを選択する事ができるシステムを搭載しているようです。

開発者はこのミニPHVのEV性能が、最高速度30km/hや40km/hなどではなく都市交通のレベル、さらにはそれを超えてくるような性能であるという事を語っています。

そしてその先進のシステムはドライブ性能にも直結し、発進時やコーナーを曲がる際、もしタイヤがスリップしそうになるようなシチュエーションをシステムが感知すると、その時動作していなかったモーター、またはエンジンが駆動してトラクションを確保し、加速やコーナリングをサポートしてくれる機能も備わっているようです。

ハイブリッドを実現するシステムは重心の低い位置に搭載されて低重心化。単に燃費性能や環境性能が高いだけでなく、走行性能も高次元に位置する、非常にミニらしいクルマ作りが実現されたモデルだと言う事を予感させてくれます。

まとめ

上記のシステムにより
・燃費性能
・環境性能
・走行性能
・安全性
の全てにおいて、新しい価値観を提唱するのが新型プラグインハイブリッド・ミニです。

正式なスペックやエクステリアなど、2016年末~2017年にかけて発表されるのではないかと予測されていますが、今から登場が楽しみなモデルです。

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