ヤマハ、2気筒ネイキッド「MT-25」「MT-03」の2017年モデルのカラーリングを発表。
ヤマハ発動機は、2015年10月10日から発売を開始した水冷直列2気筒エンジンを搭載するネイキッドバイク、「MT-25」「MT-03」の2017年モデルを発表しました。
こちら、「MT-25」「MT-03」の2017年モデルについて、まとめてみたいと思います。
「MT-25」「MT-03」2017年モデルの変更点について
よりスタイリッシュになったボディカラー
2017年モデルはカラーリングの変更のみとなりますが、
・ブルーメタリックとシルバーをあしらい、さらにフレームとホイールもブルーに塗装されたヤマハのテーマカラーを表現したカラー(ディープパープリッシュブルーメタリック C)
・シルバーを基調とし、ヤマハのレーシングカラーであるイエロー/ブラックの鋭角なストライプをアクセントとしたカラー(シルバー8)
・シックでどんなファッションにも合う大人カラーのメタリックの入ったブラック(ブラックメタリック X)
の3パターンとなります。
「MT-25」「MT-03」について
MT=「マスター・オブ・トルク」というテーマが掲げられスタートした「MTシリーズ」は、低回転でのトルク感を特性とし、加速感とトルクによるパワー感を楽しむ事を目的にデザインされているモデルシリーズです。
かつては「MT-01」から始まり、買いやすい価格で人気となった「MT-09」「MT-07」、そして2015年からは普通自動二輪免許で乗れるシリーズ、250cc2気筒エンジン搭載の「MT-25」と320cc2気筒エンジン搭載の「MT-03」がデビューしました。
「MT-25」「MT-03」の車体・エンジンについて
先に発売開始となった「YZF-R25」「YZF-R3」と基本プラットフォームを共通としますが、もちろん「マスター・オブ・トルク」を体現するような専用のセッティングとなり、軽い車体とエンジン、そして扱いやすい低速トルクと、バイク初心者や女性にも適したバイクです。
「大都会のチーター」というコンセプトが掲げられて開発されたこの「MT-25」「MT-03」は、シャープでスタイリッシュなカウルデザインと躍動感のあるスタイリング。
高揚感のある直列2気筒エンジンは2016年現在でのクラス最高馬力(MT-25/36ps)を引き出している「YZF-R25」譲り。
フレームも軽量なダイヤモンド型フレームを採用し、エンジン本体をリジット固定して強度部材とする事で、車体重心マスの集中と軽量化が図られています。
シート高は乗り降りしやすく停車時も足の付きやすい780mmとされ、さらに165kgという軽量な車両重量も扱いやすさに一役買っています。
価格について
MT-25:523,800円
MT-03:556,200円
製造:ヤマハ インドネシア工場
まとめ
2017年モデルはカラー変更のみとなった「MT-25」「MT-03」シリーズですが、外観のスタイリッシュさ、軽量な車体、トルクフルなエンジンなどの魅力は尽きず、発売開始から人気を保っています。
普通自動二輪免許で乗れる国産ネイキッドバイクの中で、ストリートファイタースタイルがもっともシャープに実現されているバイクだと思います。
最新の2気筒エンジンは燃費効率も高く、ロングツーリングなどでも快適に使えるのが魅力。
是非ディーラーなどでその魅力を感じてみてください。