ホンダ、アメリカンクルーザーモデルの新型レブル「Rebel500」「Rebel300」を発表。日本国内販売は?
ホンダの米国法人アメリカン・ホンダモーターは、アメリカ・カリフォルニア州のロングビーチで開催されているIMS Long Beach(ロングビーチショー)に先駆け、新型となるクルーザーモデル「Rebel 500」「Rebel 300」を発表しました。
こちらの新型クルーザー「Rebel 500」と「Rebel 300」について、まとめてみたいと思います。
ホンダ「レブル」とはどんなバイクなのか
ヒット作となった初代「レブル」
ホンダ「レブル」は、かつて日本国内でも販売されていたアメリカンスタイルのクルーザーバイクです。
日本国内仕様は1985年に販売が開始されたモデルで、フロントフォークの角度を深く、ハンドル位置を下げる事で新しいスタイルを確立。
当時日本ではレーサーレプリカの全盛期という時代でしたが、このレブルはアメリカンタイプの国産バイクとしては初のヒットモデルとなりました。
レブルは1999年モデルが日本国内では最後のモデルとなりました。1998年施工の排ガス規制に対応できなくなったためですが、海外モデルは販売が継続され、北米仕様のCMX250Cは30年以上も販売が続くベストセラーモデルです。
新型「Rebel 500」「Rebel 300」について
【ホンダ公式動画 Honda Moto 2017_Rebel】
新型「Rebel 500」「Rebel 300」は、このロングセラーモデルを名前を継承する、現在の技術で作られたニューモデルです。
「Rebel 500」には471cc 直列2気筒エンジン、「Rebel 300」には286cc 単気筒エンジンを搭載しています。
500と300の車体の基本構造は同じとなり、北米では「ジェネレーションY」(米国で1980〜1990年代に生まれた世代)というテーマのもと、若者向けにリリースされるモデルになります。
二輪車の経験差や個人の体格差などに合わせ、同一車体で排気量の異なるエンジンを搭載する事を可能とし、様々な使い勝手やシチュエーションに対応できるように開発されています。
スタイリングはアメリカンタイプのそれらしく、ナローなスタイルのフレームや前後タイヤのファット&ワイドなイメージでタフ&COOLに表現しています。
公開されたスタイルはシングルシートですが、オプションキットでタンデムシートを装着する事も可能との事です。
日本国内販売について
この新型クルーザー「Rebel 500」「Rebel 300」は海外モデルとなりますが、ホンダ公式サイトのニュースリリースでは、日本国内仕様は「Rebel 500」「Rebel 250」として販売を予定していると明記されています。
価格などはまだ発表されていませんので、続報を待ちたいと思います。
まとめ
かつて日本でも販売されヒット作となったレブル、懐かしい、または今でも所有している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現行車種ではヤマハ・ボルトなど、アメリカンスタイルのクルーザーはいつも需要のあるモデルに思います。
ホンダ公式ニュースリリースで日本国内での販売も既にアナウンスされていますので、正式な価格などはこれから発表があると思います。