無限、ホンダS660のコンプリートカー「Honda S660 MUGEN RA」を発売。
発売前から話題になり、発売後も人気でなかなか納車されない軽スポーツ「ホンダ S660」を無限がカスタマイズしたコンプリートカー「Honda S660 MUGEN RA」が受注開始となりました。
2016年5月26日10時~9月30日18時 受注(6月9日18時までに限定台数を超えた場合は抽選)とアナウンスされており、「限定660台」が狭き門となるかどうか注目されます。
「Honda S660 MUGEN RA」はどんなクルマなのか
「Honda S660 MUGEN RA」はホンダの若い開発者がコンペで発表し、そのまま専用シャシーとボディで開発された本格的な軽スポーツカー「S660」をベースにしたコンプリートカーです。
Nシリーズのものを流用したエンジン諸元などは変わりませんが、車高調整が可能なビルシュタイン社製のサスペンションを搭載し、オリジナルのスポーツエギゾーストが付いています。
タイヤサイズは純正と変わらず、フロント15×5J、リア16×6 1/2Jというサイズのままになっています。
エクステリア・インテリアについて
注目のエクステリアですが、ノーマルの外観からかけ離れないようなデザインがされており、フロントグリルにドライカーボンを使用したものを採用。
リアバンパーには「RA」の専用エンブレムが付き、アルミホイールも無限がデザインしたBBS製のブラックカラーホイールが採用されています。
ボディカラーは3色から選べ、
「フレームレッド」
「プレミアムスターホワイト・パール(+3万2400円)」
「プレミアムミスティックナイト・パール(+3万2400円)」
となっております。
インテリアには無限のロゴがステッチされたレッドの本革バケットシートが搭載され、ステアリングやシフトノブにも専用のデザインが盛り込まれています。
ところどころにレッドの差し色があり、Type-Rの赤バッジのようなレーシングスピリットが表現された刺激的なデザインが魅力的です。
価格について
価格は6速MTモデル、CVT(7速パドルシフト)モデルともに2,890,000円となっており、軽自動車としては高価に感じますが、搭載されているパーツとS660の通常グレードの価格を比較しても、十分購入対象になってくるのではないでしょうか。
まとめ
現在「スズキ アルトワークス」や「ダイハツ コペン」などと共にバブル時代に生まれたオープンスポーツを思い出させてくれる事で注目されているS660に、無限仕様のコンプリートカーの発売となれば、ホンダファン垂涎のモデルになり得るクルマだと思います。
通常モデルを今現在から受注しても今年10月〜12月の間の納車になる事もあり、今S660が絶対欲しいとなれば、こちらのモデルも狙い目かもしれませんね。